外皮計算~基礎の土間床の線熱貫流率の計算の現状
4月に基礎の計算方法がかわり、基礎壁+線熱貫流率にかわるという話でしたが、結局従前のGL+400㎜を線熱貫流率で計算する方法も併用されることになりました。
従前の方式に比べ、新しい方式は数値が悪くなる傾向にあるので、クライアントの意向もあるのでどの方式で計算するか、ギリギリの物件は悩ましいところです。
5月に入り、一度新方式でBELSを申請してみました。
その時の日本ERIさんの回答は下記の通りでした。
【土間床等の線熱貫流率の計算結果】
建築研究所のこのプログラムはまだ使用できません(第三者評定が必要です)
定常二次元伝熱計算は、定常二次元伝熱計算により算出した代表的な仕様の計算例の値を用いる方法しか使用できません
ということでした。
表から選んだ方式は使用できるのですが、webプログラムではまだ受け付けてもらえませんでした。
表から選択する方式は、webプログラムに比べ数値は悪くなるので、あまり使用する気にはなれないかもしれません。
ちなみに、5月も中旬なのに新方式で申請がでたのは初めてだったそうです。
なかなか困ったものです。