【基礎外断熱】定常二次元電熱計算による基礎計算~外皮計算
昨年より従来の「土間床等の外周部と基礎壁の熱損失を含んだ効果」に加え、基礎の計算として「定常二次元電熱計算」という方式が追加されました。
元々は切り替わる予定だったのですが、現在は併用されています。
確認検査機関によると、現状では新方式での申請はほとんどないそうです。
やはり、同スペックで数値が悪化するのでしょうがないのかもしれません。
現在だと、ψ値(線熱貫流率)は表から選ぶしかないのですが、建築研究所で公表されているのは
①基礎内断熱+べた基礎
②基礎外断熱+布基礎
の二種類です。
基礎外断熱+べた基礎の場合の定常二次元計算のパターンの表がないので、その場合の計算方法について、確認審査機関に問合せしてみました。
見解は、表にないパターンは適用できないとのことでした。
評価機関で型式認定のようなレベルで確認できる資料があれば、適用可能だが土間床等の外周部の線熱貫流率の算出プログラムや布基礎の表ではNGとのことでした。
よって、現実的には基礎外断熱+べた基礎の場合は、従来の計算ですることになると思います。