北島町の家 Q1.0住宅L3~配筋検査
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先日、北島町の家の配筋検査を受けました。
この建物は許容応力度計算にて耐震等級3の安全性を担保しています。
(長期優良住宅の認定も取っています。)
人通口部の基礎梁をつなぐために内部には地中梁で設計しています。
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大開口がある場合は、基礎梁に大きな力がかかるため1-D13ではもたず、2-D13になっている部分もあります。
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ただし、構造計算ソフトでは鉄筋の位置は縦に2本だと2本の中心で計算されているので、それぞれ計算通りの鉄筋位置になるように納まりを工務店さんと調整しました。丁寧な対応に感謝です。
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![](https://skp-west.com/wp-content/uploads/2021/09/構造基礎講座2-③「現場で役立つ基礎設計」-1024x724.jpg)
べた基礎だから強い、太い鉄筋を密に入れているから強いというのはおかしくて、実際は建物に応じた必要な基礎設計をするのが大事です。
べた基礎が強いわけではなく、地盤によって使い分けるというのが技術的な回答です。
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ここは、地盤支持力が高くなかったので、布基礎では接地圧が高くなり持たないためべた基礎が適した地盤だったということです。