徳島で気密測定業務 C=0.08
徳島県で気密測定をしてきました。PHJの会員さんでとてもまじめな設計・施工をされている方の現場です。
PHJの会員さんらしく、基礎断熱。スラブ下にも防蟻XPSを全面引きされています。
床下エアコンを採用されていて、拡散しやすいようにコラム基礎を使われていました。
今回はボード気密を計測、手直ししたいということで断熱材(GW)を入れる前に測定したいというリクエストでした。
HD金物の熱橋対策も完璧です。
まずは減圧法から
総相当隙間面積=11㎠という素晴らしい数値。
C値=0.1㎠/㎡(0.0861㎠/)
これくらいの気密性能になると、100φの整流筒のほうが圧力をかけずに計測できるので、良いと思います。
続いて加圧法。パッシブハウスでは減圧法、加圧法どちらも測定することが求められています。
総相当隙間面積=13㎠/㎡
辷出し系の窓が多いため、加圧法は悪くなります。
C値=0.1㎠/㎡(0.1017㎠/)
屋根は網パネルを使っていて、合板がなく防水紙で気密をとる納まりでナカナカ難しいのですが、素晴らしい工事をされていました。
こののち、断熱材を入れシートを張るので、さらに数値はよくなると思います。
独立されて初めての現場でこの精度はスゴイですね。