新しい地盤調査方法「微動探査」とは?
6/28の微動探査のwebセミナーには、300人以上の申し込みがあり、そのうち1/4が住宅取得者の参加だったそうです。
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とても、注目されている技術です。
【微動探査とは】
高精度の地震計で、人が感じないような揺れをもとに、地盤や建物の揺れやすさを計測する技術です。
【できること】
①地盤の揺れやすさの測定
従来の地盤調査(SWS等)は、建物の重さに対して地盤が持つかどうか=地盤支持力を測定するもので、地震に強い地盤かどうかはわかりませんでした。
微動探査では、地震の時に危険な地盤かどうかが判定できます。
※SWSとは目的が違うので併用します。
②建物の揺れやすさの測定
建物の耐震性能を実測して、計算通りの性能を発揮しているか測定できます。
そもそも、構造計算をしていることが大前提です。
いわば、構造のおける気密測定のようなイメージです。
【活用方法】
・新築 施工中、完成後 設計通りの耐震性能を確保しているかのチェック
・既存 現状の耐震性能の評価、補強後の比較
・交通振動、工事振動などの事前対策、原因追及も可能
今までは、構造計算をしてその後目視で施工を確認することしかできませんでした。
それが、耐震性能を計測できるようになるというのは、画期的なことと思います。
また既存住宅も、今までの耐震診断に対して実際計測できることは大きいと思います。