改正省エネ法~説明義務化の適合基準
2021年4月からの省エネ法改正に伴い、省エネ基準に適合しているかどうかの、建築士から建築主への説明が義務化されます。
それに伴い、それに関する問い合わせが増えてきています。
大前提として、適合する基準とはどういうレベル?ということです。
・外皮性能 Ua値
・冷房期の平均日射熱取得率 ηAC値
・一次エネルギー
の3項目について確認が必要です。
Ua値は6地域だと0.87w/㎡K以上
ηAC値は6地域だと2.8
一次エネルギーはBEI≦1.0
をクリアすると適合、とうことになります。
高断熱・高気密住宅にまじめに向き合っている設計事務所や工務店にとってはどうということないハードルです。
また、そういう方々はクライアントに従来より省エネ性能を提示していると思います。
なお、改正省エネ法オンライン講座テキストによると、「説明を行った後に計画変更が生じた場合」ですが、計画変更のたびに評価・説明をする義務はないとのことです。(再説明を推奨されていますが)